宮島(厳島)の紅葉が、見頃の時期を迎えています。例年であれば11月中旬から下旬までが見頃と言われており、今週末辺りからピークを迎えるのではないでしょうか。
今年も撮影を楽しみたいと準備を進めながら、去年(2017年)の写真を振り返っていました。2017年は、11月4日に訪れており、葉っぱが色づきはじめてはいたのですが、見頃はこれからというタイミングでした
それでも紅葉の名前がついている「紅葉谷公園」を訪れようと足を進めると160年の歴史を持ち、歴史的な著名人も宿泊している旅館「岩惣」の前では着物姿の方たちに出会いました。
またこのエリアは、紅葉谷公園と呼ばれています。
見頃前ではありますが、ここではすでに紅葉景色が点在していました。
紅葉谷公園を抜けて、そのまま宮島(厳島)の中央部にある標高535mの弥山を登っていきました。
決して紅葉した景色ではありませんが、秋から冬への変わりを告げるような「空」が印象に残っています。
またここから島々を見渡す景色は、どの季節に来ても一見の価値があるかと思います。
余談ですが、この地を愛した伊藤博文は「日本三景の一の真価は弥山頂上からの眺望に有り」と絶賛したと言われています。
下山する頃には陽が沈みかけていました。
紅葉ではありませんが、夕日を浴びて輝く鳥居を観ていたら古代から島そのものが自然崇拝の対象となっていたことに思わず納得してしまいました。
紅葉が素敵な宮島(厳島)は、撮影スポットとして訪れたら楽しくて仕方ないでしょう。ただ紅葉の時期を外しても、被写体はたくさんありまし、その時々の楽しみができます。是非、紅葉の日取りを気にしすぎず、一度は訪れて撮影を楽しんだらいかがでしょうか。
私は紅葉が終わっているかもしれませんが、気にせず11月下旬に撮影を楽しみに行ってきます。